絵本を通して、親子に幸せな時間を
絵本と子育てラボは、絵本をまんなかに、子どもたちの育ちと保護者の心にやさしく寄り添えるような時間と空間を届けたいという思いから生まれました。
絵本を読むことで子どもは想像を広げ、ことばにならない気持ちを育んでいきます。そのそばには、そっと寄り添う大人の姿があります。私たちは「本の中の世界」と「今ここにある体験」を結び、子どもたちの「原体験」を豊かに広げていくことを大切にしています。
読み聞かせに加え、色あそびや野菜スタンプ、季節にちなんだクラフトづくりなど、実際に手を動かして感じられる活動を通して、子どもは表現する楽しさを味わい、感性をのびのびと育てていきます。
また、子育てに向き合う保護者にとっても、絵本を開いて笑い合い、驚きを共有する「幸せな時間」が生まれます。
そのひとときが親子の心の土台となり、子どもの未来をやさしく照らしていく。
そんな願いを込めて、地域の中で子どもと大人がともに育ち合い、自然に支え合えるつながりを育んでいきます。
選びやすく、手に取りやすく
たくさんの絵本があることは、とても豊かなことです。けれど、絵本に馴染みのない方にとっては、選択肢が多いほど「何を選べばいいのかわからない」と感じることもあります。
そこで絵本と子育てラボでは、絵本専門士・保育士の視点から、子どもの年齢や季節、興味、テーマなどに合わせて絵本を選び、手に取りやすい形で紹介することを大切にしています。
実際の活動では、
「うちの子、絵本を見られるんですね」
「前に紹介してもらった絵本を買って、家でも読んでいます」
といった声をいただくことがあります。
一度のイベントで終わるのではなく、その出会いが家庭での絵本の時間につながっていくことは、私たちにとって何より嬉しいことです。
絵本の楽しみ方は、一つではありません
絵本は、書かれている文章を最初から最後まで読まなければ楽しめないものではありません。特に小さな子どもなら、絵に描かれた動物を見ながら、
「わんわんだね」
「ぞうさん、大きいね」
と話すだけでもいい。
鳴き声をまねしても、好きなページだけ見ても、途中でおしまいになっても大丈夫です。大切なのは、絵本を間に置いて、親子が同じものを見たり、ことばや気持ちを交わしたりすること。
そして成長とともに、少しずつ文章を聞くことを楽しみ、ことばのリズムや物語の世界そのものを味わえるようになっていきます。その子の今に合った楽しみ方があっていい。そんなことも、活動を通して保護者の皆さんに伝えていきたいと考えています。
絵本から体験へ、体験からまた絵本へ
私たちは、絵本を「読んで終わり」にしません。絵本で見たものを実際に触ってみる。作ってみる。自然の中で探してみる。音を聞いたり、身体を動かしたりしてみる。
読み聞かせに加え、色あそび、野菜スタンプ、季節の工作、自然あそびなどを取り入れ、「本の中の世界」と「今ここにある体験」をつないでいます。
絵本から生まれた興味が実体験へ広がり、その体験をしたあとにもう一度絵本を開くと、そこには以前とは違った発見があります。そんな行き来を重ねながら、子どもたちの「知りたい」「やってみたい」という気持ちや原体験を豊かにしていきたいと考えています。
「本って楽しい」を、未来へ
幼い頃に「絵本って楽しい」と感じた経験が、成長したときに自分から本を手に取るきっかけになってほしい。本を読むことで、知らなかった世界と出会ったり、知りたいことを調べたり、困ったときに自分で答えやヒントを探したりすることができます。
私たちは、絵本との楽しい出会いが、子どもたちが自分の世界を広げていく小さな種になると信じています。だからこそ、子どもが小さいうちに、
「絵本って楽しい」
を、できるだけ多くの親子に届けていきたいと思っています。
代表を務めるのは、絵本専門士・保育士の加藤奈穂美です。神奈川県秦野市を拠点に、地域の親子に向けた絵本イベントの企画・運営を行っています。代表個人の絵本専門士としての選書・講演・研修活動については、SEED 絵本と子育てサポートでご紹介しています。
神奈川県立秦野戸川公園では、絵本の読み聞かせや自由に絵本を楽しめる「自然の中の絵本ひろば」を定期的に開催しています(天候や都合により休止の月もあります)。読み聞かせは代表・絵本専門士の加藤奈穂美が担当し、運営はスタッフ・ボランティアがサポートしています。開催の様子は公園ブログでも紹介されています。
数字で見る活動実績
- 設立:2025年4月(活動記録は2025年9月〜継続中)
- 開催回数:24回以上(読み聞かせ・自然あそび・工作・親子交流イベントなど)
- 延べ参加人数:記録があるだけで180組以上の親子(未記録分を含めるとさらに多数)
- 活動エリア:神奈川県秦野市(本町公民館・戸川公園・鶴巻公民館など)を中心に、海老名市、小田原市など神奈川県内、商業施設(イオン秦野)など
個別のイベントの詳細(開催場所・参加人数・活動内容)は活動実績ページでご覧いただけます。
助成金・補助金の採択実績
- 子どもゆめ基金(2025年度):3件採択
- 子どもゆめ基金(2026年度 第1次):3件採択
- 秦野市社会福祉協議会 基盤整備費(R8年度)
行政・自治体からの認定・登録
秦野市の「はだのっ子未来応援サポーター」に登録し、秦野市公式サイトで団体としてご紹介いただいています(団体紹介PDF)。
また、2025年4月の設立から約1年で秦野市の後援を8件申請し、のべ12回のイベントを後援付きで開催しています。
学会・外部団体での紹介実績
神奈川県立秦野戸川公園で実施している「自然の中の絵本ひろば」の活動が、日本自然保育学会 第10回大会(2026年2月、横浜)のパネル展で紹介されました。展示の様子はInstagramでご覧いただけます。